アメリカン・アンティーク 久利波商店店主のルーツ

こんにちは、芳賀です
人生初のブログを書くにあたり、色々考えましたが、
“すべてのルーツがここにある” というテーマにしました。
1974年発行の『トラッド歳時記』。
アメリカ文化やそのライフスタイルのカッコよさに憧れていた頃、
服を通じて、季節、TPOからディテール、マテリアル、アクセサリーに至るまで、
教えてくれました。
シーズンごとに、ワードローブを揃えていく楽しさを覚え、まるで灯台のように、
道しるべとなりました。
なぜか今、がちがちのアイビールック(懐かしい死語)がカッコよく思えます。
その隙の無いルールを守ることなんて、感性だけで服を着ている今のわけぇやつ(じじぃか)
に出来っこねぇや!!
(腰越のご近所のおやじさんみたいになってしまいました)
インテリア関係の高校に通いながらアメリカントラディショナルのSHOPスタッフの
バイトをスタートに、アメリカンインポートの店をOPENし、LAやNYをうろつき、
ビンテージ古着や、‘80~’90年代のストリートカルチャーなどの洗礼をうけてきました。
20世紀どまんなかという意味の、’50年代を中心とした”ミッドセンチュリー”の家具や音楽、
成熟していく’60年代~’70年代、今もアメリカ文化への憧れは続いています。
ファッションから始まったその憧れは、音楽、サーフィンやバイク、車等のライフスタイルへと発展しました。
古き良き時代を舞台としたアメリカ映画に登場するインダストリアルランプ、アンティークチェアやビンテージ家具の数々。片田舎のダイナーでトラディショナルルックを着こなした、あのアクターが飲むコーヒーカップがファイヤーキングだったときの感動!!
バックに流れる名曲とともに、そのシーンを引き立ててくれる小道具としてかかせません。
アメリカンアンティーク家具やビンテージランプなどのアイテムに囲まれた空間でくらせたら、なんて幸せだろう...そうしてできたのが久利波商店です。
『トラッド歳時記』『新トラッド歳時記』1974年刊行 くろすとしゆき著
この本は自分のバイブルとして、額装して、久利波商店の片隅に掛けてあります。